著書
自治体病院改革に携わるようになって10数年になりますが、本書は、銚子市立病院の再生に奮闘していた平成25年～27年の記録をまとめたものです。
銚子市立病院は平成20年に休止となり、休止を決めた市長はリコールに追い込まれます。その後病院は再開されますが、政権が変わる度に方針が変わるという、自治体病院特有の経過を辿ります。単に病院の経営面だけではない「自治体病院改革」の難しさと、地域医療についての基本的問題が、他地域と比較することで特徴が浮かび上がってきます。
セミナーのお知らせ
新型コロナウイルスの感染が拡大している現状で、 収束の見通しが立っていないことなどから、参加者の健康や安全面などを第一に考え、昨年からセミナー開催は休止しております。今後、再開の日程等が決まり次第 改めてご案内申し上げます。
前回のセミナーでは、『2021年介護報酬改定の動向と新保険外サービス基準』『新介護職員処遇改善加算の開設と厳格化する実施指導対策』として、2021年介護報酬改定の方向性を題材に取上げました。介護保険制度も新たな（厳しい）時代に移行し、発足当時の「古き良き時代」は終焉して、制度は激変していくであろうと予想し、その対策についての話をしました。予想通り2021年の介護報酬改定は今後のデータを積み上げるという新たな制度に突入し、介護事業者は試練を迎えることになりました。今後も、将来を見据えた見据えた題材を提供していく予定です。